ASIANSTAR(エイシアンスター) <8946> (JQ)は、国内および中国で不動産関連事業を展開している。18年12月期大幅増収増益予想で収益改善が期待される。株価は地合い悪化の売り一巡感を強めている。
 
■国内と中国で不動産事業を展開
 
 陽光都市開発からASIANSTAR(エイシアンスター)に商号変更して不動産関連事業を展開している。16年5月に資本提携先を変更し、上海徳威企業および徳威国際(上海徳威企業の100%子会社)の2社と資本提携契約を締結した。
 
 投資用マンション「グリフィンシリーズ」企画・販売事業を一旦縮小し、国内の不動産管理・賃貸・仲介事業のストック型フィービジネスへ事業構造を転換した。14年2月には中国における不動産関連事業(サービスアパートメント運営管理事業、ワンルームマンション賃貸事業)へ進出し、国内では15年2月開始したリゾート開発事業も推進している。収益は大型案件によって変動しやすい特性がある。
 
 なお2月23日には、連結子会社の中国・酒店管理と東急不動産上海との合弁会社である上海雅東の解散を発表した。マーケット状況を勘案し、合弁でのサービスアパートメント運営管理事業を中止する。なお連結子会社の中国・酒店管理は引き続きサービスアパートメント運営管理事業を行う。
 
■17年12月期は大幅営業増益
 
 17年12月期連結業績(11月30日に減額修正)は、売上高が16年12月期比22.7%増の17億31百万円、営業利益が52百万円(16年12月期は6百万円)、経常利益が32百万円(同3百万円の赤字)、純利益が2百万円(同1億69百万円)だった。
 
 不動産管理事業において中国のサービスアパートメント運営管理事業の一部プロジェクトが終了したが、不動産販売事業における新築戸建て販売の好調、不動産賃貸事業における中国のワンルームマンション賃貸の本悪稼働などで大幅増収だった。各利益は計画をやや下回ったが、増収増加で大幅営業増益だった。なお純利益は関係会社出資金売却益が一巡したため減益だった。
 
■18年12月期は大幅増収増益予想で収益改善期待
 
 18年12月期の連結業績予想(2月14日公表)は、売上高が17年12月期比86.5%増の32億28百万円、営業利益が33.2%増の70百万円、経常利益が69.0%増の55百万円、純利益が33百万円(17年12月期は2百万円)としている。
 
 なお17年12月に東京都荒川区の賃貸マンションの売却契約締結を発表した。売却額は16年12月期売上高の10%に相当する額以上で、18年12月期売上計上見込みである。また18年1月には東京都北区の賃貸マンションの売却契約締結を発表した。売却額は16年12月期売上高の10%に相当する額以上で、18年12月期売上計上見込みである。
 
■株価は地合い悪化の売り一巡感
 
 株価は1月15日の戻り高値188円から反落したが、2月6日の直近安値135円から切り返して地合い悪化の売り一巡感を強めている。
 
 2月26日の終値150円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1円84銭で算出)は82倍近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS116円90銭で算出)は1.3倍近辺、時価総額は約27億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)