ユーロ/ドル相場は、1月後半以降に幾度も1.25ドル台の定着を試したが、いずれも失敗に終わり、本日は1.2260ドル前後まで弱含んでいる。日足チャートからは「ダブルトップ」完成に向けてネックライン(1.220ドル前後)を打診する動きが覗える。

 本日は欧州中銀(ECB)議事録のほか、米国では米連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演が予定されており、それぞれの金融政策に対する市場の思惑が交錯しやすい。1月のECB理事会では、ドラギ総裁がユーロ高をけん制するとともに米政権のドル安誘導姿勢に苦言を呈したのが印象的だった。一方、昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では「多くのメンバーが成長加速で追加利上げの可能性高まると判断」していた事が明らかとなった。材料面からもユーロ安・ドル高方向への動きを警戒すべきだろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)