昨日のドル/円は106.00円台まで続落して1年3カ月ぶりの安値を更新。米長期金利上昇(米債安)・ドル安の流れが続く中、米国の「双子の赤字」を市場が意識し始めたとの見方も出てきた。大型減税や政府支出の増加で米財政は悪化。減税効果による内需拡大で米貿易赤字も膨らむ。財政赤字と経常赤字の拡大によりドルは下落圧力に晒されるとの見方だ。そうした見方の正当性はともかく、足元のドル安トレンドに理由付けができ始めた点は重く見る必要があろう。
 本日のドル/円は、週末を控えてポジション調整的に買い戻しが入ってもおかしくないが、106円台には特段のチャートポイントもなくサポート力は強くない。ひとたびドル安圧力がかかれば105円台に突入する可能性が高そうだ。
本日の予想レンジ:105.600-107.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)