為替相場については、これまで円高予想をハッキリ掲げてきました。具体的な予想レートとしましては、先々週号などで「具体的には110円を割れて、109円台~108円台へと円高が拡大する」と明言してきました。先週まさに、予想通り「109円~108円」へと円高になりました。

 昨年は、予想が難しい局面が続き、FXの成績が良くないという読者の方も多かったと思います。なので2018年は、読者の皆様と共に大儲けする1年にすると誓いました。1月から、読者の皆様と共に、大勝利を収めることができました。とっても幸先の良いスタートですね。予想的中された皆様、FXのドル円の売りトレードで利益を出せた皆様、おめでとうございました!

 さて、今週の見通しとしましては、円高予想レートに先週到達しましたので、とりあえず抱えていた円高エネルギーは吐き出されたとの見方になります。したがいまして、これ以上、円高が進む場合は、短期的には行き過ぎとの判断になり、早期に戻ってくるシナリオが考えられます。一般的には、円高予想レートに到達した後は、反発したり横ばいだったり、しばらく方向感が出にくい状況になることが多いです。

 ユーロ円がこの2週間、だいたい135~136円の範囲で上がったり下がったりを繰り返しています。1ユーロ=136円近辺がちょっとした節目になっており、その水準をブレイクすれば、また新たな上昇トレンドに入る可能性もあったのですが、先週末は、米ドル円の円高の波にのまれてやや円高(ユーロ安)でした。円高方向は現状、133円台がしっかりしたサポート帯になっています。

 トルコリラ円がちょっといけません。特に深刻な状況ではないのですが、短期的なリラ安(円高)トレンドに入っています。下落が拡大した場合には、去年の安値(28円近辺)から最大で一時的に27円台突入もあるかもしれないといった状況です。トルコリラ円をスワップ運用目的で買い増しするニーズがある場合、あまり安値を狙い過ぎるよりは、少しずつ買い下がっていく戦略の方がうまくいくケースが多いです(狙い過ぎるとまったく買えずに反発することがあるので)。

 アメリカ株がもう何だかわからないくらい値上がりし続けています。NYダウは先週、日中足ベースでは5日連続で史上最高値を更新!先週の終値は2万6616ドル。今年に入ってから、まだ1カ月も経っていないのに、もうすでにプラス8%近くも上昇しています。日経平均株価につきましては、短期チャート分析においては、残念ながら売りシグナルが点灯している状況です。そのため、チャート分析においては、調整局面(短期的な下落局面)という認識になります。具体的な下落メドは2万3400円あたり。来月はアメリカ株が調整に入るなどして日本株の調整局面が長引きますと、最大で2万2千円台後半(具体的には2万2800円あたり)もあるかなといった状況です。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF)