中国の資産運用商品に関する新しい規制が動き始めた。大和総研経済調査部の主席研究員 齋藤尚登氏は1月29日に「理財商品の元本割れは急増するのか?」と題したレポート(全1ページ)を発表し、2019年7月施行が予定される理財商品等への「剛性兌付」(確実償還)と「資金プール運用」を明確に禁止した新規制に備えて、中国で起こり得る金融経済の変化に注意を呼びかけた。レポートの要旨は以下の通り。
元本確保が当たり前だった中国の理財商品に変化の大波=大和総研
2018-01-29 10:38

・大和総研リサーチレポート ‐ 一覧
・理財商品の元本割れは急増するのか? ‐ レポートの詳細
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