昨日のドル/円は前日からの上昇に対する反動が出て小幅に反落。米国のつなぎ予算への不透明感が重しとなり一時110.60円台まで下落する場面もあった。米議会では、本日失効する暫定予算を1カ月延長させて政府機関の閉鎖を回避したい与党共和党と、予算案に移民救済措置を盛り込みたい野党民主党が対立しており、本日中の可決には依然として不透明感が強い。
 ただ、この件については過度に悲観的になる必要はないだろう。中間選挙を11月に控えて、共和党も民主党も政府機関閉鎖の「犯人」にはなりたくないはずだ。過去にも同様のケースが幾度もあり、いずれも(そのうち何度かは政府機関が一時閉鎖されたが)最終的には可決している。米つなぎ予算の審議が「チキンレース」と呼ばれる所以であり、今回もこの問題によるドル売りがメインストリームになる可能性は低いだろう。本日のドル/円は111円ちょうどを挟んで方向感を模索する展開が見込まれる。
 本日の予想レンジ:110.500-111.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)