12日のドル円は、一時111円台を割り込むなど軟調に推移した。米12月消費者物価のコア指数が予想を上回った事などから111.70円付近まで買い戻される場面もあったが、ユーロやポンドに対するドル売り圧力が強く、対円でもドル安方向に押し戻された。200日移動平均線(執筆時点:111.706円)が、早くも上値抵抗となりつつあるようだ。
 本日は米国がキング牧師誕生日の祝日(株式・債券休場)となる。このため、市場の動意は限られると見るが、黒田日銀総裁のあいさつ(09:30頃)や、日銀国債買い入れオペ(10:10)には注目しておきたい。日銀に早期緩和縮小の意図がない事を明確に示せなければ、足元のドル安・円高の流れが変わる公算は小さいだろう。昨年11月安値(110.843円)付近の水準を維持できるかが目先のカギを握る事になりそうだ。
 本日の予想レンジ:110.700-111.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)