メキシコでは昨年後半よりインフレ率の高進が続いており、メキシコ中銀は12月にインフレ抑制などを目的として政策金利の引き上げを行った。

 本日発表されるメキシコ12月消費者物価指数について、市場予想は前年比+6.76%と直近で最も高い伸びとなった昨年8月(6.66%)を超えて、2001年5月(6.95%)以来の上昇幅になると見られている。昨年12月のメキシコ中銀理事会において、声明で「インフレリスクが高まれば、必要に応じ追加行動を取る用意がある」との見方を示している事から、たとえ市場予想通りであったとしても、2月8日のメキシコ中銀理事会での追加利上げ観測が浮上する事になろう。ペソ/円は昨年12月の上伸を阻んだ75日移動平均線(執筆時5.950円)を明確に突破すると、200日移動平均線(同、6.047円)に向けた一段高も考えられる。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)