昨日のドル/円は、112円台半ばへと小反発した。米12月ISM製造業景況指数などの経済指標や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて、前日の下げから切り返した。なお、FOMC議事録では「財政刺激策や緩和的な金融市場の状況が成長をどの程度押し上げ、一段と大幅な利上げが必要となるか討議」とするなど、米景気については下方リスクより上方リスクを警戒している事が明らかとなった。ただ、年末に一時2.50%台に乗せた米10年債利回りは、足元で2.44%台に押し戻されており、米債市場は引き続き物価動向に対して慎重な見方を崩していないようだ。
 物価動向に絡んでは、明日の米12月雇用統計における平均時給への関心が高い。こうした中、本日のドル/円は、NY市場で発表される米12月ADP全国雇用者数(22:15)や新規失業保険申請件数(22:30)などの雇用関連の米経済指標を吟味しつつ、方向感を模索する展開が見込まれる。
本日の予想レンジ:112.100-113.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)