為替市場の取引は本日12月29日が年内最終となる。本日のドル/円のNYクローズレートは、月足、四半期足、年足の終値という事にもなる。このうち年足については、始値が116.94円であり、執筆時の水準(112.70円台)を考えると陰線引けがほぼ確定的だ。一方、月足や四半期足は陰陽どちらに転んでもおかしくない水準にある。第4四半期(10月)の始値は112.51円、12月の始値も112.54円と、執筆時の水準と大きな差はない。なお、2012年以降の第4四半期足は5年連続陽線を描いており、12月足もこの5年中4年は陽線引けとなっている。こうした季節性に反して四半期足や月足が陰線引けとなれば(本日NYクローズレートが112.50円を割り込めば)、年始の投資家心理を圧迫する可能性もある。2018年の相場展開を読む上で年内最後の注目点として、本日のNYクローズレートを挙げておきたい。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)