ドル円は市場参加者が少ない中、やや売られ113円12銭前後まで下落。値幅も18銭程度と薄商い。ユーロドルもイギリスがボクシングデー休暇のため小動き。1.1847まで下落後、1.18台後半まで反発。

 株式市場は小幅に下落。アップル株を中心に、ハイテク株が売られる。ダウは7ドル下落し、ナスダックは23ポイント下落。債券は買われ、長期金利はやや低下。金は4日続伸。原油価格は急騰し、一時は60ドル台に乗せる。リビアでパイプラインが爆破されたとの報道が手掛かりに。

10月ケース・シラ-住宅価格指数   →+6.23%
12月リッチモンド連銀製造業指数   →20

ドル/円    113.12 ~ 113.30
ユーロ/ドル  1.1847 ~ 1.1878
ユーロ/円   134.20 ~ 134.51
NYダウ   -7.85  → 24,746.21ドル
GOLD   +8.70  → 1,287.50ドル
WTI    +1.50  → 59.97ドル
米10年国債 -0.011 → 2.470%

本日の注目イベント

中  中国 11月工業利益
米  12月消費者信頼感指数
米  11月中古住宅販売成約指数

 市場は引き続き欧州がクリスマス翌日の休場のため、参加者も少なく取引は盛り上がりません。もっとも、材料がないということもありますが、ドル円は昨日一日を通しても25銭程度の値幅でした。

 そんな中、リビアでパイプラインが爆破されたとの報道でWTI原油価格が急騰し、約2年半ぶりに60ドル台に乗せ、引け値でも60ドル近いレベルです。為替ではその影響からカナダドルと豪ドルが買われており、金も4日続伸しています。商品相場が値上がりしたことで、資源国通貨全般が買われた格好となっています。

 市場は今日からロンドン市場も開き、元の状況に戻りますが、今度は年末年始に近付くことから日本の参加者が減ることになります。ただ、基本的には税制改革法案も成立し、材料がないという状況ですが、今夜はそれでも米国では消費者マインドなどの経済指標が発表されるため、結果次第では動きがあるかもしれません。そろそろ来年をにらんでのポジションメイクといったところでしょう。米国の今年のクリスマス商戦は低失業率や活況な株式市場に支えられ、買い物客でにぎわったようです。調査会社カスタマー・グロース・パートナーズによると、このホリデーシーズンの売上総額は、前年比5.5%増の6710億ドル(約76兆円)に達する見通しだとのことです。これは2005年以来最高(ブルームバーグ)だそうで、来年の米景気を示唆していると感じるのは筆者だけではないでしょう。

 ドル円は先週21日から今朝まで113円台で推移し、値幅も50銭程度と極めて静かな動きです。今年1年の値幅も11円29銭で確定したと思いますが、今年は特に4月以降は値動きもなく、なかなか難しい相場展開だったと思います。本来は「順張り」を基本とする投資スタイルが功を奏することが多いはずですが、今年は「逆張り」の方が利益を取れた展開だったような気もします。

 本日も特段ニュースがない限り、NY時間までは小動きが予想されます。レンジは112円80銭~113円50銭程度を予想します。(執筆者:佐藤正和・外為オンライン 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)