本日の豪ドル/円は、日本株が大幅高となる中で強含んではいるが、上値は86.30円台どまりと頭の重さが気にかかる。先週14日の豪11月雇用統計で、チャート上に残した「上影陰線」のヒゲの先端が86.492円であり、この水準が上値抵抗になっているようだ。米税制改革法案の年内成立にメドが立った事で米国株の続伸が期待される中、豪ドル/円が上値抵抗を突破できるか注目されよう。世界の株価や国際資源価格などのリスク資産市場の動きのほか、明日のRBA議事録にも注目しておきたい。なお、5日に発表したRBA声明は「政策の据え置きは、成長・インフレ目標に整合的と判断」「豪ドルの上昇は経済と物価を悪化させる」「家計消費の見通しが不透明要因」「物価は緩やかに上昇する見通し」「労働市場の改善でいずれ賃金の伸びが上向く見通し」などと、慎重ながらも楽観的なトーンだった。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)