1日のドル円は、悪いニュースと良いニュースに振り回されて乱高下した。悪いニュースは新展開を迎えたロシアゲート問題だ。ロシアとトランプ陣営の共謀疑惑に絡んで訴追されたフリン前大統領補佐官が、ロシアとの接触はトランプ氏の指示によるものだったと証言する見通しと報じられた。ドル円はこの報道で111.40円前後まで1円以上急落。その後流れた良いニュースは、米上院が税制改革法案の可決に必要な票を確保した事であり、この報道によってドル/円は反発。
 2日の上院本会議で税制改革法案が実際に可決された事を受けて、今朝は1日の急落前の水準である112円台後半へと値を戻している。今後、米国政治の闇と光のどちらにスポットが当たるかによってドル/円の相場展開は大きく変わる公算が大きく、目先的にニュース・ヘッドラインに振り回されやすい流れが続きそうだ。
 本日の予想レンジ:111.900-113.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)