トランザス <6696> (東マ)は、8月9日に東京証券取引所市場マザーズに上場。インターネットと人を繋ぐ最後の終端となる端末(ターミナル)の開発製造とそれらを活用したシステム等をBtoB市場に提供している。製品の開発から販売まで一気通貫で行っており、垂直統合型のビジネスモデルを構築していることが強みとなっている。
 
 ターミナルソリューション事業では、IoTソリューションサービス、自社開発ハードウェアとシステムの提供を行っている。IT業務支援サービスでは、業務システム及び関連機器の開発・導入・保守を行っている。IoTソリューションサービスの作業支援分野においては、ドイツのIndustry4.0に始まる産業界におけるIoT化(モノのインターネット化)が進んでおり、前事業年度に新たに提供を開始したウェアラブルデバイスの営業を本格的に開始し、VARとともに工場や倉庫において実証実験を行い、事業拡大に向けた取り組みを進めている。
 
 今2018年1月期第2四半期業績実績は、売上高5億9300万円、営業利益1億2200万円、経常利益1億1800万円、純利益8000万円に着地。IT業務支援サービスは、前年度から受託開発が減少し、前年同期比で売上が減少しましたが、IoTソリューションサービスは、新規VARと既存VARの拡販により売上が増加。売上、利益ともに前年同期及び第2四半期業績予想を上回り好調に推移している。
 
 今18年1月期業績予想は、売上高12億5200万円、営業利益2億5600万円、経常利益2億4300万円、純利益1億6600万円を見込む。
 
 株価は、8月10日に公開価格1300円の2.7倍となる3510円で初値をつけ、同日3695円と買い進まれた後、11月15日安値2083円まで調整を挟んで同29日高値2740円と上昇。上げ一服となっている。世界的モニターブランドであるBenQ ブランドを展開する、世界的電子機器メーカー Qisda CorporationとCygnusの世界展開を開始し、ウェアラブルデバイスの販売強化していることが注目されるほか、来年1月17日(水)~1月19日(金)に東京ビッグサイトで開催される日本最大級のウェアラブル端末展示会「第4回ウェアラブルEXPO」に業務効率の改善をサポートするエンタープライズ向けウェアラブルデバイス「Cygnus」の出展を予定しており、見直し機運が高まると期待される。今1月期第2四半期業績は順調に推移しており、12月8日に予定される第3四半期決算の発表を前に押す場面は注目されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)