昨日のドル/円は、小幅に反発するも方向感が定まらなかった。前日に付けた月初来安値(112.476円)からは持ち直したが、前々日までサポートゾーンであった113円台前半では戻り売りに押された。日・欧・米の株価が揃って反発する中、米長期金利も上昇するなどドルにとっては好環境となったが上値は伸びなかった。

 世界の株式市場が落ち着きを取り戻しつつある中、113円台前半の抵抗を突破できるかが改めて見どころとなるが、本日は手掛り材料が不足気味だ。米税制改革については、昨日法案が下院を通過したが、上院での審議が難航する事は目に見えており、現段階ではドル買い材料にはなりにくいだろう。週末を控えてドルの上値が重い展開が続きそうだ。

 本日の予想レンジ:112.600-113.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)