阿里巴巴集団(アリババ)傘下で中国最大規模のオンライン決済サービスを手掛ける支付宝(アリペイ=Alipay)はこのほど、ベトナム国家決済社(NAPAS)との間で業務提携契約を締結した。

  NAPASのグエン・トゥー・アイン会長によると、今回の提携でベトナムを訪れる中国人観光客は電子決済システム運営会社の中国銀聯が発行する銀聯(UnionPay)カードのほか、中国で普及している電子決済サービス「アリペイ」も利用することが可能となる。

  支付宝およびNAPASは今後、各銀行との提携を拡充していく予定だ。NAPASは現在、ベトナム国内の現金自動預払機(ATM)1万7300台やPOSネットワーク27万0600台などを管理・運営している。

  観光総局によると、2016年におけるベトナムへの中国人訪問者数は270万人で、訪問者数全体の27%を占めた。2017年1-3月期にベトナムを訪れた中国人訪問客数は前年同期比+64%増の約95万人で、同30%を占めている。(情報提供:VERAC)