昨日のドル円は、113円台前半へと弱含んだ。世界的に株価が調整する中でリスク志向が後退した事や、トランプ米政権の目玉政策である税制改革の実施が遅れるとの懸念が広がった事から、一時113.00円台まで下落して月初来安値を更新した。
 主要国株価はこれまで高値更新が続いてきただけに、昨日の下落をきっかけに調整局面入りしても不思議ではないだろう。また、米税制改革については、上院と下院の法案にかなりの開きが見られる点などから、今後の「すり合わせ」に難航しそうな気配が強い。いずれにしても、昨日の動きだけでは判断できない問題であり、今後の情勢を見極める必要があろう。そうした中、本日のドル/円は下値不安を抱えつつ週末の着地点を模索する展開となりそうだ。
本日の予想レンジ:112.600-114.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)