本日、メキシコ中銀が政策金利を発表する予定となっている。前回9月の政策金利発表時の声明での「インフレは前年比の伸びが天井を打った模様」との見方に沿う形で、インフレ率は8月(6.66%)をピークに少しずつ伸びが鈍化している。このため、今回の市場予想は政策金利の据え置き(7.00%)がコンセンサスとなっており、関心は声明に集まっている。

 メキシコペソの対ドル相場は、先月末に今年3月以来となる安値水準まで下落している。ペソ安の進行はメキシコ国内の物価上昇を招く恐れがあるため、一段とペソ安が進むようならば中銀が利上げの再開を迫られる事もあり得る。ペソ安をけん制するようならば、ペソ反発のきっかけとなる可能性もある。また、政策金利の5時間前に発表されるメキシコ10月消費者物価指数にも注目したい。市場予想は前年比6.34%と、9月(6.35%)からの伸び鈍化が見込まれている。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)