昨日のドル円は、米税制改革への期待と不安が交錯する中、113円台でもみ合った。改革の目玉である法人減税について、米上院が1年先送りを検討しているとの報道がドルの重しとなり113.40円前後へと下落。しかし、9日の公表は見送られるとの見方もあった税制改革の上院案が予定通りに公表されると伝わると113.90円前後まで反発した。
 本日は25時30分に公表予定のこの税制改革上院案が最大の焦点だろう。ムニューシン米財務長官は法人減税の実施が先送りされる可能性を排除はしないが政権としては即時実施を「強く望む」と述べた。財政赤字への影響などから今後の審議には紆余曲折が予想されるが、まずはそのキック・オフとなる同法案の内容に注目したい。
本日の予想レンジ:113.300-114.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)