明日7日に、豪中銀(RBA)が政策金利を発表する。今回も政策金利の据え置き(1.50%)が確実視されており、焦点は同時に発表する声明の内容という事になるだろう。

 先月25日に発表された豪7-9月期消費者物価指数の伸びが鈍化したほか、今月3日の豪9月小売売上高が予想を下回った事などから、来年前半の利上げ期待が急速に萎んでいる。先月24日に50%前後であった6月までの利上げ確率(金利デリバティブ市場の織り込み度合い)は、3日には25%前後に半減している。

 足元の豪ドル安が、豪州のインフレ率を押し上げる可能性もあるため、RBAは当面様子見姿勢を続ける公算が大きいと見るが、デベルRBA副総裁は先月26日に「豪インフレは最近の統計値が示すよりも弱い可能性がある」との見解を示しており、声明がハト派化する可能性も否定はできない。先月6日には、RBAのハーパー理事が「利下げの可能性を否定しない」と述べていた。明日のRBA声明ではインフレに対する評価が最大の焦点となるだろう。
 (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)