本日は米10月雇用統計の前哨戦として10月ADP全国雇用者数が発表される。この調査を行った週の米新規失業保険申請件数が44年ぶりの低水準を記録したほか、昨日発表された10月消費者信頼感指数では内訳の雇用充足感を示す指数が2001年6月以来の水準に上昇している。10月に入り米国の雇用情勢は改善ペースが一段と上がっているようでADP全国雇用者数も力強い伸びが期待できそうだ。

 また、本日は米10月ISM製造業景況指数も発表される。昨日発表された米10月シカゴ購買部協会景気指数が2011年3月以来の高水準に上昇したほか、10月はNY連銀製造業景気指数やフィラデルフィア連銀景況指数も好結果を記録している。米製造業は大型ハリケーンの復興需要などもあって10月に業況が大きく改善したと考えられる。ISM製造業景況指数にも好結果が期待できそうだ。

 こうした中、ドル/円が10月高値(114.448円)を突破する起爆剤となるか、両指標の結果に注目したい。

(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)