昨日のドル円は113円台前半へと下落した。ロシアゲート疑惑に絡みトランプ米政権の関係者として初めての訴追者が出た事や、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にパウエル現FRB理事が指名される公算が大きいと報じられた事がドル売り材料となった。サポートと目された113.20-30円の水準を下抜けており、目先的には113円割れを試す展開になりやすいと考えられる。
 もっとも、米連邦捜査局(FBI)に訴追されたマナフォート氏の罪状はウクライナとの取引に関するもので、トランプ陣営の元選対本部長としての活動に関するものではないとされている。「パウエル新FRB議長」についても、あくまでも対抗馬のテイラースタンフォード大教授に比べるとハト派寄りという評価に過ぎない。いずれもドル売り材料としての賞味期限は短いだろう。
本日の予想レンジ:112.600-113.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)