ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Holdings)傘下のFPT大学はこのほど、仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」による学費支払いを試験的に認めることを発表した。

  国内の大学がビットコインでの学費支払いを認めるのはこれが初めてとなる。ビットコインで学費を支払うことが認められるのは外国人留学生に限られるが、将来的にはベトナム人学生に対しても適用する予定だ。

  FPT大学が仮想通貨での支払いを認めた背景には、同大学にナイジェリア人などアフリカ出身の留学生が多く在籍しているが、自国から海外への送金が難しいことがある。

  これについて同大学のレ・チュオン・トゥン理事長は、「IT教育に特化した大学としてIT革命の成果であるビットコインを運用するのは当然のこと」とコメントした。

  現在のベトナムの法律にはビットコインの取引などを禁止する規定は存在しないが、ベトナム国家銀行(中央銀行)は「危険を伴い法律にも守られない」として、投資・保有・取引を回避するよう勧告している。(情報提供:VERAC)