米議会下院は昨日、上院を通過済みの2018年度予算決議案を可決した。今後10年間で1.5兆ドルの減税を認める内容の決議であり、これによりトランプ大統領肝煎りの税制改革が実現に向けて前進するとの期待が広がっている。また、市場の関心が高い米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事については、イエレン現議長が候補から外れたと報じられた。ホワイトハウスはまだ決定の事実はないとしているが、タカ派と目されるテイラー・スタンフォード大教授が議長もしくは副議長としてFRB入りする可能性が高まっている。これらはいずれもドル高要因となる見通しであり、今年も年末に向けてアノマリーどおりにドル買いが強まりつつある。こうした中、ドル/円はここ半年のレンジ上限に迫っており、このまま114.50円を上抜ければ節目の115円超えを試す流れが強まりそうだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)