昨日のドル/円は、一時114円台を回復するなど堅調に推移。米長期金利の上昇が支えとなったほか、ユーロ売りの受け皿としてドルが買われた事も影響した。米議会下院が2018年度予算決議案を可決(上院は可決済み)した事で、トランプ大統領肝煎りの税制改革が実現に向けて前進するとの期待が広がっている。

 その他、市場の関心が高い米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事については、イエレン現議長が候補から外れたとの報道もあり、タカ派(と目される)のテイラー・スタンフォード大教授が議長もしくは副議長に就任する可能性が高まっている。こうした中、一昨日にひとまず収束したかに見えたドル高の流れが早くも再開した格好だ。

 本日のドル/円は、NYタイムに発表される米7-9月期国内総生産(GDP)・速報値が予想以上の伸びとなれば、過去半年間のレンジ上限でもある114円台半ばの突破を試す可能性もあろう。

 本日の予想レンジ:113.500-114.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)