22日に行われた衆院選で自民・公明の与党が3分の2以上の議席を獲得し、与党が圧勝した事を受けて安倍首相の続投が確定的となった。野党分裂の影響が大きかったとはいえ、海外投資家の目には、先進国の中で日本が最も政局が安定している国に映るだろう。アベノミクスと日銀の大規模緩和が継続するとの見方と相まって円安要因になりそうだ。

 もっとも、与党勝利はある程度織り込み済みであったとも言える。これだけでドル/円が114円台半ばの強い抵抗ゾーンを突破するのは難しいかもしれない。まずは、15連騰が懸かる日経平均株価の動向が注目されよう。その後、市場の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)の議長人事やトランプ政権の税制改革案へと次第に戻って行くだろう。

 本日の予想レンジ:113.300-114.700円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)