ドル/円相場は今月16日に111.60円台まで下落したが200日移動平均線付近で切り返すと、18日に113円台に乗せて6日に付けた今月高値(113.435円)に迫った。このまま高値更新となるか、テクニカル面では以下の点がポイントとなろう。

 一つは、113円台定着である。先月末から今月始めにかけて何度も113円台に乗せる場面はあったが、いずれも112円台に押し戻されて取引を終えている。こうした中で113円台に乗せて終わる事が出来れば、直近の上昇局面より勢いが増していると考えられる。もう一つは、ボリンジャーバンドである。足下でバンドの上下の幅が狭くなっており、トレンドの発生が待たれる中、本日の東京市場で113.10円付近まで上昇してバンド+2シグマ(執筆時113.206円)に迫った。こうした中でバンドを押し上げる陽線が出現するようならば、上昇トレンドに入った可能性が高まる。

 これらを達成できれば6日高値を突破する期待が高まると共に、今年春以降の上値抵抗であった114円台前半~半ばに向けた一段高が視野に入りそうだ。
 (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)