駐ロシア・ベトナム商務官によると、2016年10月に発効したベトナムとユーラシア経済連合(EAEU)間の自由貿易協定(VN-EAEU FTA)により、2017年年初8か月におけるベトナムとEAEU間の貿易額は前年同期比+23.5%増の27億9000万USD(約3150億円)となった。

  このうち、ベトナムの対EAEU輸出額は前年同期比+29.5%増の19億7000万USD(約2230億円)。一方、EAEUの対越輸出額は同+11.3%増の8億2500万USD(約930億円)と好調だった。主要な輸出品は、衣料・織物や電子品・コンピュータ・部品、履物、水産物、野菜・果実など。

  ベトナムとロシア間の輸出入については、年初8か月における両国間の貿易額が前年同期比+29.0%増の23億USD(約2600億円)で、うちベトナムの対ロシア輸出額が同+36.8%増の14億3000万USD(約1600億円)、ロシアの対越輸出額が同+18.0%増の8億5900万USD(約970億円)だった。

  ただし、ベトナムとEAEU間の貿易額は増加傾向にあるものの、輸出入の通関手続きや決済方法に関する問題に加えて貨物輸送コストが高いことから、EAEU市場におけるベトナム産製品の競争力は依然として低いと指摘されている。(情報提供:VERAC)