セガサミーホールディングス <6460> は、サミーを中心とした「遊技機事業」、セガグループのデジタルゲーム事業を中核にアミューズメント機器開発や施設運営、そして映像制作やトイなどを展開する「エンタテインメントコンテンツ事業」、ホテルの開発・運営等を手掛ける「リゾート事業」など、幅広い領域で事業を展開している。同社は新たな「遊び」の提供を目指す総合エンタテインメント企業として、グループシナジーを創出し、セガサミーならではのクオリティの高いエンタテインメントを提供している。日本国内だけでなく、欧米、アジアを拠点に、世界中のエンタテインメント領域において、セガサミーグループのプレゼンスを確立し、世界ナンバー1のエンタテインメント企業を目指している。
 
 今18年3月期業績実績は、売上高1072億7700万円(前年同期比51.9%増)、営業利益166億1800万円(同5.4倍)、経常利益162億5000万円(同5.4倍)、純利益115億3600万円(同2.8倍)に着地。主力タイトル『ぱちんこCR北斗の拳7 転生』の販売が好調に推移したことが貢献し、営業利益の通期計画に対する進捗率は83%に達している。
 
 今18年3月期業績予想は、全体としては売上高3800億円(前期比3.6%増)、営業利益200億円(同32.3%減)、経常利益160億円(同43.9%減)、純利益110億円(同60.2%減)を見込む。年間配当予想は、40円(第2四半期末20円、期末20円)継続を予定している。今期は、遊技機事業を中心に上期に主力タイトルが集中する計画。また、下期から各種規制等の変更が予定されていることから、特に遊技機事業については下期における市場環境等を慎重に見極めた上で、柔軟に対応していく必要があり、通期業績予想を据え置いている。
 
 株価は、1月10日につけた年初来高値1848円から5月23日に年初来の安値1370円と調整。その後、1500円を軸として下値モミ合いとなっていたが、出直る動きを強めている。同社は、中期業績目標として売上高2020年3月期売上高5000億円、営業利益750億円、営業利益率15%以上、ROA5%以上を掲げており、24か月移動平均線がサポートラインとして意識されている。10月1日以降の新台設置から新たな自主規制が適用されることに伴う影響は懸念されるが、今3月期第1四半期営業利益は通期計画に対する進捗率が83%に達は順調に推移しており、通期計画は保守的と思われる。上値抵抗線の8月31日高値1597円を突破しており、押し目買い優位に上値を伸ばし高値を奪回するか注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)