日本ゼオン <4205> が午前9時35分に前日比14円(0.9%)高の1517円まで買われ、8月2日に付けた年初来高値1509円を更新している。
   
 同社の18年3月期第1四半期(17年4-6月)の連結業績は、売上高828億円(前年同期比18.3%増)、営業利益97.2億円(同37.7%増)。「エラストマー素材事業」は、国内タイヤメーカーの生産が低調で国内向け汎用品は伸び悩んだが、市況の好調な海外向けのけん引で営業利益は54.3億円(同19.2%増)に増大。「高機能材料事業」は、高機能樹脂関連の光学用途が堅調に推移し、高機能部材関連ではテレビ向け光学フィルムが伸長する中、モバイル向け光学フィルムも好調に推移。営業利益は41.4億円(同68.2%増)に膨らんだ。
 
 会社側は9月29日に上期の連結営業利益予想を130億円から190億円(43.8%増)に、通期予想を290億円から350億円(前期比13.8%増)に引き上げたが、それでも上期予想の通期予想に対する進ちょく率は54.3%と高く、再増額期待が広がっている様子。(イメージ写真提供:123RF)