ドル/円は、27日に113.253円まで上昇して約2カ月ぶりの高値を付けたが、今朝方には112.20円台に下落するなど、足元ではやや弱含んでいる。世界的に株価は堅調を維持、米長期金利も高止まりしているが、月末・四半期末の接近によってポジション調整的なドル売りが優勢のようだ。

 そうした季節要因に加え、北朝鮮情勢を巡る地政学リスク(北朝鮮で潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験の準備が進められている可能性との報道あり)を考慮すると、ドル/円は9月最終営業日の本日も上値の重い展開が続きそうだ。

 もっとも、112.00-10円台にはチャート上の重要ポイントが複数存在している。200日移動平均線や日足一目均衡表の転換線のほか、今週の始値もこの水準だ。これが下値支持として機能すれば、来週の上昇に期待を繋ぐ事になり、27日高値の更新も視野に入りそうだ。週足・月足・四半期足の終値という観点からも、本日の終値が注目される。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)