本日は、NZ中銀(RBNZ)が政策金利の発表を行う。前回の8月声明では、金利を「相当な期間」維持する方針を改めて示し、「NZドル相場はより低い水準が望ましい」との見解を示した。それでも声明発表後にNZドル高が進むと、ウィーラー総裁(当時)やマクダーモット総裁補から通貨高けん制発言が相次いで飛び出した。今回も、政策金利の変更は見込まれておらず、「貿易財インフレを押し上げ、より均衡の取れた成長を実現するためには、NZドル相場の下落が必要だ」とするRBNZのスタンスにも変更はないと見られる。
 
 23日にNZで行われた総選挙は、与党・国民党が第1党の座は維持したものの、単独で過半数を確保できなかった。第3党であるNZファースト党との連立協議が難航するとの見方もあって、NZドルは下落基調となっているが、本日のRBNZ声明で下落に拍車がかからないか警戒しておく必要がありそうだ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)