イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は昨日の講演で、インフレ動向には不確実性が存在するものの、(インフレ目標である)2%に戻るまで金融政策を据え置く事は賢明でないと指摘。段階的な利上げの継続が必要との見解を示した。よほどの事がない限り、年内に追加利上げが行われる公算が大きく、こうした見方がドルを支援する事になりそうだ。

 北朝鮮問題が円高要因としてくすぶるが、市場心理を表すVIX指数(恐怖指数)は10台と低水準にある。市場はこの問題を重視していないと見て良いだろう。なお、本日はトランプ政権と共和党指導部が公表する税制改革案が最大の注目材料だ。8月耐久財受注(21:30)などの米経済指標はハリケーンの影響が読めないため、材料視しにくいだろう。

 本日の予想レンジ:111.700-112.900円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)