昨日のドル/円は、北朝鮮外相が「トランプ米大統領の発言は『宣戦布告』に相当する」などと述べた事をきっかけに111.40円台へと急落。米朝間の緊張が高まる中、安全資産とされる金やスイスフランとともに円が買われた。今朝にかけては111円台後半にやや値を戻しているが、リスク回避の動きが再燃すれば、111円割れを試す展開となってもおかしくないだろう。ただ、米朝間の「罵り合い」が軍事衝突に発展するとの見方は依然として少ない。
 年内の追加利上げや税制改革実施への期待からドルの下値も堅そうだ。北朝鮮情勢がこれ以上悪化しなければ、112円台の回復もあり得るだろう。なお、NYタイムにはイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されている。米経済(特にインフレ)に対する評価などが注目されよう。
本日の予想レンジ:111.100-112.900円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)