昨日のドル円は、黒田日銀総裁が大規模緩和継続の姿勢を強調すると112.70円台まで上昇したが、トランプ米大統領が北朝鮮への制裁を強化する考えを示した事やユーロやポンドに対してドルが下落した事が重しとなり伸び悩んだ。本日は、ドラギ欧州中銀(ECB)総裁の講演(17:30)やメイ英首相の演説(未定)が予定されており、ECBの金融政策正常化や英国の欧州連合(EU)離脱に関する発言に関心が集まっている。

 ドル/円は、引き続きユーロやポンドの動きに影響を受ける可能性がある。また、米国ではウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(19:00)、ジョージ・カンザスシティー連銀総裁(22:30)、カプラン・ダラス連銀総裁(26:30)が講演を行う。前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を終えたばかりとあって、市場は金融政策に関する発言があれば敏感に反応するだろう。ドル/円相場は、要人発言に振り回されやすい一日となりそうだ。

 本日の予想レンジ:111.700-112.900円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)