昨日のドル円は、終わってみれば111円台半ばでほぼ横ばいの展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードが色濃く、方向感を欠いた。本日のFOMC(27:00)では、バランスシートの縮小(満期債権の再投資停止)を正式に発表する公算の一方、追加利上げは見送る見通しとなっている。

 最大の焦点は、12月利上げに対するFOMCのスタンスだろう。12月利上げの可能性を巡り、声明と同時に発表される経済・金利見通しの政策金利予測に注目が集まりそうだ。前回6月時点の予測では「年内あと1回」の利上げが示唆されていた。

 この見通しが今回も維持されればドル高に振れる可能性が高い反面、仮に「年内利上げなし」が示されると失望のドル売りが強まる公算が大きい。なお、今回はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見(27:30)も予定されており、こちらにも注目しておきたい。

 本日の予想レンジ:110.300-112.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)