豪ドル/円は、昨日のNY市場で88.40円台まで上昇して8月1日以来の高値を付けた。本日も高値圏で推移しており、7月に記録した年初来高値(89.427円)まで、あと1円前後に迫っている。

 豪ドル/円の上値試しには「リスク・オン」の展開が欠かせないが、北朝鮮情勢や米ハリケーン被害拡大への懸念が緩和した事でその下地は出来ている。世界的な株高基調が続くかどうかが本日の焦点となろう。

 もうひとつの焦点は明朝に発表される豪8月雇用統計だ。市場予想は、就業者数が2.00万人増、失業率が5.6%(前月:2.79万人増、5.6%)となっている。予想以上に良好な結果となれば、豪中銀(RBA)の利上げ観測を呼ぶ可能性もある。就業者数の内訳として発表される正規(フルタイム)雇用者数にも注目しておきたい。
 (執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)