昨日のドル円は、終日堅調に推移した。オセアニア・アジア市場では北朝鮮への警戒感が緩み、108円台半ばへ反発。欧米市場では、米フロリダ州に上陸したハリケーン「イルマ」が熱帯低気圧に勢力を弱めた事で被害拡大への懸念が和らぐ中、109円台を回復。NYダウ平均が260ドル上昇し、前週末に2.01%まで低下していた米10年債利回りが2.13%へと持ち直すと、ドル円は一時109.50円台まで上伸した。チャート上では、一目均衡表(日足)の転換線と基準線を一気に上抜けており、反騰局面入りの期待もかかる。
 ただ、国連決議によって追加制裁を課された北朝鮮の報復行動への警戒感などが投資家心理の圧迫要因としてくすぶり続けよう。北朝鮮が水爆実験を行った3日以前の水準(1日終値110.252円)を回復するのは難しそうだ。
本日の予想レンジ:108.600-110.100円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)