東京市場のドル/円は、北朝鮮絡みの報道を受けて一時108.80円台に下落するなど、弱含みの展開となり、前日のNY市場の上げ幅を削る動きとなりました。

 欧米市場の動きが注目されるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

9/7(木)
18:00  ユーロ圏4-6月GDP確定値
20:45☆ECB政策金利発表
21:30☆ドラギECB総裁、定例記者会見
21:30  カナダ7月住宅建設許可件数
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30  米4-6月期非農業部門労働生産性・確報
21:30  米4-6月期単位労働コスト・確報
22:00  メキシコ8月消費者物価指数
23:00  カナダ8月Ivey購買部協会景気指数
24:00  EIA週間原油在庫統計
25:15  メスター米クリーブランド連銀総裁、講演

9/8(金)
08:50  日本7月貿易収支 
08:50  日本7月経常収支 
08:50  日本4-6月期GDP・二次速報
※☆は特に注目の材料

 トランプ米大統領は、北朝鮮への軍事行動は第1の選択肢ではないと表明しましたが、北朝鮮が9日の建国記念日に合わせてミサイルを発射するとの観測は根強く、市場心理を圧迫し続けています。

 また、米議会は3カ月の債務上限引き上げに合意しましたが、12月に再引き上げで揉めれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げの可能性がさらに低下するとの見方も出ています。

 こうした中で発表される米新規失業保険申請件数などの経済指標は、ドル/円相場の方向性を決定付ける材料にはなりにくいでしょう。

 トランプ米大統領の不規則発言などに注意しつつ、市場センチメントに左右される展開が続きそうです。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:108.600-109.700円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)