東京市場のドル/円は、109.80円台まで買いが先行しましたが、北朝鮮がICBM級のミサイル発射を準備しているとの報道が伝わると109.20円前後まで売り込まれるなど、軟調に推移しました。

 欧米市場の展開を読む上で、まずは注目材料を確認しておきましょう。

9/5(火)
16:15 スイス8月消費者物価指数
16:50 仏8月サービス業PMI改定値
16:55 独8月サービス業PMI改定値
17:00 ユーロ圏8月サービス業PMI改定値
17:30☆英8月サービス業PMI
18:00☆ユーロ圏7月小売売上高
18:15☆ロウRBA総裁、講演
18:30 南ア4-6月期GDP
20:30☆ブレイナード米FRB理事、講演
23:00 米7月製造業新規受注
25:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演

9/6(水)
10:30☆豪4-6月期GDP

※☆は特に注目の材料

 今夜はブレイナードFRB理事の講演が予定されており、9月連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、その発言が注目されそうです。

 もっとも、市場の感心は北朝鮮情勢とそれに対する米国の対応に向いています。

 前回北朝鮮がICBMの発射実験を行った7月28日は、異例の深夜の発射となり、関係者を驚かせました。

 また、3日には、マティス米国防長官が「北朝鮮を抹殺しようとしているわけではないが、そうするための選択肢は数多くある」などと発言しており、米朝間の緊張度合いが増しています。

 ドル/円は、軍事衝突リスクを警戒しつつ、上値の重い展開となりそうです。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:108.700-110.100円)
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)