昨日のドル/円は、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過した事を受けてリスク回避の動きが強まると一時108.20円台まで下落して年初来安値に迫る場面があった。ところが、NY市場終盤には株価とともにやや意外とも言える反発を見せて109.90円前後まで切り返した。日足チャート上に「下影(大)陽線」を描いており、一目均衡表の転換線を上抜けた事と相まって、底入れから反転のシグナルと読める。

 もっとも、北朝鮮の金委員長は今朝方に「太平洋を標的にした弾道ロケット演習をさらに実施する必要がある」との認識を示しており、アジア市場を中心に本日も警戒感が残りそうだ。NY市場で発表される米8月ADP全国雇用者数(21:15)や米4-6月期GDP・改定値(21:30)が、ドル反発の足がかりを確かなものにできるか注目される。

 本日の予想レンジ:109.000-110.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)