ユーロ/円相場は、18日のNY市場で一時127.50円台まで下落して約2カ月ぶりの安値を付けたが、その後は128円台に持ち直した。日足チャート上には、一目均衡表の雲の中に下ヒゲを差し込んだ十字線が描かれており、底入れのシグナルと読む事もできそうだ。128円台後半の20日移動平均線や一目均衡表・転換線のレジスタンス攻略が目先の焦点であり、これらを上抜ければ底入れ完了の見方が広がるだろう。

ただ、緊張度が増す北朝鮮情勢や米政権の迷走、あるいは欧州を中心とするテロの激化など、市場における懸念事項は少なくない。リスク回避の動きが急速に強まる事への警戒感は根強い。仮に、本日の終値が一目均衡表の雲上限(127.984円)を下回る事になれば、雲下限(126.585円)を試す可能性もあろう。本日のユーロ/円相場は、一目均衡表の雲上限のサポート力がカギになりそうだ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所  編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)