昨日のドル/円は、1週間ぶりに110円台後半へと上昇した。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、グアムへのミサイル発射計画について、「決定を下す前にもう少し米国の行動を注視する」姿勢を示したとの報道情勢を受けて軍事衝突への警戒感が緩んだ。また、米7月小売売上高が個人消費の力強い伸びを示唆する好結果となった事で年内の追加利上げ期待が再浮上した。

 ドル/円は、トランプ米大統領が北朝鮮に対して「炎と猛威に直面するだろう」と威嚇した8日の水準を上回っており、4日の米7月雇用統計で付けた月初来高値111.047円の更新も視野に入ってきた。本日は、NY市場終盤に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が、さらなるドル買い材料となるか注目されよう。

 本日の予想レンジ:110.000-111.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)