保健省はこのほど、液体状のミルクに関する国家技術基準(QCVN5-1:2017/BYT)を公布した。従来の基準(QCVN5-1:2010/BYT)に置き換わるもので、2018年3月1日に施行される。
 
  保健省は、液体状のミルクを生乳系と粉乳から製造した還元乳系に分類し、消費者に分かるようにミルクの種類を包装に明示するよう求めている。各ミルクメーカーは自社製品の包装上の表示を変更する必要がある。
 
  ベトナムでは、国内で生産する原料乳だけでは市場の需要に応えることができないため、ミルクメーカー各社が粉乳を輸入して液体状のミルクに加工している。こうしたミルクは「還元乳」と呼ばれ、生産コストが安く企業の利益が多いとされている。これまで一部のメーカーが還元乳に使用していた「殺菌乳」という表示はできなくなる。
 
  新基準では、生乳系は「生乳」、「低脂肪生乳(生乳から脂肪分を分離)」、「加工乳(原料乳90%以上)」、「低脂肪加工乳(加工乳から脂肪分を分離)」の4種類、還元乳系は「還元乳」と「混合乳」の2種類の計6種類となる。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)