NZ中銀(RBNZ)は、明日早朝に政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)と金融政策に関する声明を発表する。OCRは過去最低の1.75%に据え置かれる事が確実視されており、市場の関心は声明に向かっている。声明では、インフレ見通しや金融政策に対するスタンス及びNZドルの水準に対する評価などが見どころになりそうだ。

 前回6月の声明では、インフレ上昇は一時的で次第に落ち着くとの見通しを示した上で、金利を「相当な期間」維持する方針を改めて表明。ところが、その一方でNZドル高に対するけん制には踏み込まなかった事から、NZドル買いを誘った。

 7月末に一時84円台目前まで上昇していたNZドル/円相場は、8月に入ると下落基調を強めており、6月会合時と同水準の80.30円前後まで反落している。このまま80円の大台を割り込んで下落するのか、あるいは月初来の下げを埋める方向に動くのか、RBNZ声明がそのカギを握る事になりそうだ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)