国家賃金審議会は7日、政府に提出する2018年の一般労働者向け地域別最低賃金引き上げ案を決定した。それによると、2018年の最低賃金は現行に比べて平均+6.5%、金額にして18万~23万VND(約870~1120円)引き上げられる見込み。
 
  最低賃金案については労働者を代表するベトナム労働総連盟と雇用者を代表するベトナム商工会議所(VCCI)との間で合意に至らなかったため、国家賃金審議会の構成員14人が「+6.5%引き上げ」と「+7.0%引き上げ」の2つの案から1つを選択する形で投票を行った。投票の結果、57%の賛成多数で「+6.5%引き上げ」の方案を採択した。
 
  今回決定した地域別の最低賃金案は以下の通り。
 
◇第1種:375万VND(約1万8200円) → 398万VND(約1万9300円) +6.1%増
◇第2種:332万VND(約1万6000円) → 353万VND(約1万7000円) +6.3%増
◇第3種:290万VND(約1万4000円) → 309万VND(約1万5000円) +6.6%増
◇第4種:258万VND(約1万2500円) → 276万VND(約1万3400円) +7.0%増
 
  国家賃金審議会は今後、同案を政府に提出する方針。同案が承認されれば、2018年1月1日より新たな最低賃金が適用される見通しだ。
 
  なお、第1種地域は、◇ハノイ市各区及び一部の郡、◇紅河デルタ地方ハイフォン市各区及び一部の郡、◇ホーチミン市各区及び一部の郡、◇東南部地方ビンズオン省トゥーザウモット市と各町及び一部の郡、◇同バリア・ブンタウ省ブンタウ市、◇同ドンナイ省ビエンホア市及び一部の郡。第2~4種地域は、経済の発展度合いによりそれぞれ地域が指定されている。(情報提供:VERAC)(イメージ写真提供:123RF)