ユーロ/ドル相場は、2日に1.1910ドル前後まで上昇して約2年半ぶりの高値を付けたが、その後は調整含みの展開となっている。4日には米7月雇用統計の影響などから一時1.1720ドル台に反落して、7月14日以降の上昇局面で初めて、短期トレンドラインである5日移動平均線を下回ってクローズした。

 もっとも、現段階でこの調整が「反落の予兆」なのか、「上昇一服」に過ぎないのかについて判断を下すのは困難だ。本日の東京市場では一時1.18ドル台を回復したもののすぐに1.17ドル台後半に押し戻されるなど、方向感に乏しい展開となっており、欧米市場の動きがカギを握る事になりそうだ。4日安値を更新しないまでも、日足一目均衡表の転換線(同1.17612ドル)を下抜けてクローズするようだと、調整局面入りの可能性が高まろう。一方、5日移動平均線(執筆時1.18174ドル)を回復して終われば、再上昇に向けた動きに繋がりそうだ。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)