本日、英中銀(BOE)が金融政策委員会(MPC)を行う。今回は議事録の公表に加え、四半期インフレレポートの公表や、カーニーBOE総裁の会見も予定されている。重要イベントが多数重なる事から、市場では「スーパーサーズデー」と呼ばれている。

 事前予想では政策金利は据え置き(0.25%)が主流となっており、市場の関心は「何人利上げに賛成したか」に集まっている。前回は8人のうち3人が0.25%の利上げを主張した。今回は利上げを主張した一人であるフォーブス委員が退任し、後任のテンレイロ氏が投票する。同氏はハト派と見られており、市場では利上げ賛成は2人に減るとの見方が強まっている。もし2人以下だった場合は、利上げ観測が遠のいたとの見方からポンドが売られる可能性がある。

 また、BOEはインフレ率を年2%±1%に収めるという目標を持っている。前回6月の理事会で「秋には3%を上回る」との見通しを示した事で、利上げ期待が高まってポンドが買われた経緯がある。今回のMPCでもその見方が変わらなければ利上げ期待が温存される事も考えられる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)