積水化学工業株式会社(大阪市北区)の連結子会社セキスイベトナムと地場VMCグループは1日、ホーチミン市トゥードゥック区児童文化会館前のボーバンガン通りで、地下調節池の設置工事を開始した。

  設置するのは積水テクノ成型株式会社の雨水貯留システム「クロスウェーブ」で、プラスチック製貯留材を積み上げて、地下空間に雨水貯留槽を形成する。地下調節池の貯水容量は109m3で、貯まった水の95%を散水や防火用水などとして利用できる。施工期間は7日間で、完成後は道路を元通りに利用でき、25t未満の車両であれば調節池上の路面に駐車可能だ。

  ホーチミン市浸水防止計画管理センターによると、調節池はボーバンガン通りの浸水被害を軽減すると共に、地下水を補充して同地区の地盤沈下を防ぐ効果も期待できるという。

  同市人民委員会のチャン・ビン・トゥエン副主席は、この地下調節池モデルが効果的に機能した場合は、他の場所にも拡大する考えを示した。同市は市内103か所で調節池の建設を計画している。(情報提供:VERAC)