国家賃金審議会は7月28日、2018年の一般労働者向け地域別最低賃金に関する第2回の会合を開いた。最低賃金の引き上げについて、労働者を代表するベトナム労働総連盟と雇用者を代表するベトナム商工会議所(VCCI)との間で意見に食い違いが生じているため、決定は次回の会合に持ち越すことになった。

  ベトナム労働総連盟は、第1回の会合で2018年の最低賃金を地域によって平均して前年比約+13.3%引き上げるよう提案した。今回の会合では、前年比約+8.0%の引き上げを提案し、前回から大きく下方修正したものの、労働者の最低限の生活を十分に確保できるレベルまで最低賃金を漸進的に引き上げる姿勢を崩さなかった。

  一方VCCIは、第1回の会合で最低賃金を平均して前年比+5.0%未満の引き上げに留めるよう提案。各企業の支払い能力や労働生産性、消費者物価指数(CPI)などを踏まえて、引き続き前年比+5.0%の引き上げを提案している。

  国家賃金審議会は来る8月7日に第3回の会合を開き、議論を尽くした上で2018年の最低賃金を決定する。それでも意見が一致しなければ、投票により決定することになる。(情報提供:VERAC)